西脇市黒田庄町のF様からエコキュートの修理依頼を頂きました。
依頼内容は三菱エコキュートのSRT-HPT464WFですが「お湯が沸いていない」とのことでした。
直接の原因はエコキュート本体とお湯を沸かすヒートポンプユニット(エアコン室外機のような形)との連絡配管が漏水していることでした。
配管から漏水した原因は配管の劣化によるものです。最近は日光などによる劣化が心配でないように三層構造になった配管を使うのですが、10年以上前の工事でしたので三層管を使用していなかったのではないかと思われます。
深夜電力で沸かしたお湯が配管の劣化部から全部漏れてしまっていました。エコキュートへ送る水道を止めてから配管の修理を行います。
既設のエコキュートからヒートポンプへの連絡配管はどこまで劣化が進んでいるかわかりませんので配管自体を交換いたしました。
連絡配管が地中に埋設していたので、掘削して取り出します。
埋設してあった場所に新しい配管を埋設します。今回はエコキュートが沸きあげて高温になった場合でも日光が当たっても劣化しにくい積水の三層管を使用いたします。
埋戻しの際は配管回りになるべく石など配管や保温材に傷が付きそうなものを省いて埋め戻しを行います。
配管接続箇所には高温に対応できるパッキンを新たに施工しエコキュートとヒートポンプに接続します。
今回の修理費は¥22000-でした。修理時間は3時間程度でした。在庫している商品で対応できましたのでその日のうちに対応~修理~湯沸かしまで行うことができ、当日もお風呂を使って頂くことができ大変よろこんで頂きました。
写真のようにエコキュートの配管の保温材がめくれて配管が露出している場合はは早めに相談していただくほうがトラブルを避けることができると思います。
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